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※pixiv 撤収しましたので、今後は、こちらで。
 最新作には「emoji」のマークをつけておきますけど、まったり更新。



 いらっしゃいませ、管理人の「みゆ」でございます。

2007年の暮れから「地球へ…」で活動していたものの、イロモノなサイト。

ハレブルな聖痕シリーズを2014年に始めるまでは。

聖痕シリーズは只今、月2更新。聖痕シリーズのショートも、月2更新です。

下のバナーからお出掛け下さい、イロモノ回避でハレブル別館に直通です。
 
       

※聖痕シリーズのショートは、別のサイトになります。
   ←こちらから、どうぞv


 こちらに何を置くかは気まぐれ、目次をどうぞ。

ハレブル以外はBL抜きです、思い付くままにアニテラを書き散らかしてゆくらしいです。
 
  
※イロモノな「地球へ…」に行きたい酔狂な方は、下のバナーからどうぞ。
 ハレブル別館も、こちらの中にあるんですけどね。
 

※それとは別に、毎日更新でシャングリラ学園。ただしセリフのみ、阿呆全開。
 「管理人の巣」でもあります、それが下のバナー。
  ←管理人の巣は、こちらから。おバカな私語も毎日更新v
  
        
        
此処から下が目次になります、タイトルをクリックで御覧下さい。
気付けば「ネタ系」が増えていたオチ、そちらは「emoji」マークが目印ですv
数少ない「ブルフィシ」には「emoji」マークがつけてあります。

お気に入りがありましたら、拍手よろしくお願いします。emoji
拍手レスは、こちら→ 
 
   
   
恋人は先生:ハレブル。聖痕シリーズ早分かりなショート、ネタバレ全開。

腕で作る輪:ハレブル。戻って来たブルー。このくらいかな、とハーレイが腕で作る輪。

柔道部は無理:ハレブル。ブルーが自分のクラブに入ってくれたら、と思うハーレイ。

チョダブラム ~女神の首飾り~:ブルフィシです。タイトルはシェルパ語、死にネタ注意。emoji

メギドに死す:グレイブ・マードック大佐の最期。ソルジャー・ブルーに抱いていた敬意。

大切な本:セキ・レイ・シロエの目覚めの日。宝物だったピーターパンの本はどうなる…?

ただ一人の友へ:サムに「赤のおじちゃん」と呼ばれるキース。それでもサムは大切な友。
 
いつか叶うなら:キースのピアスはサムの血だったと知ったマツカ。いつか叶うのなら…。
   
宝物の本:シロエの最期。宝物だったピーターパンの本を大切に持って、ネバーランドへ。
 
無精髭の男:スローターハウス作戦と無精髭のパスカル。かつてキースが教えた頃には…。
 
マヌカの呪文:シロエの好みのホットミルク。「マヌカ多めにね」という注文の意味は…。
 
名前を書いた本:シロエのピーターパンの本。あの本にシロエが名前を書き込んだ日は…。
 
早すぎた語らい:キースがスウェナに、サムに去られたテーブル。其処に来たシロエは…。
 
要らない誕生日:明日は目覚めの日なジョミー。サムにプレゼントも貰ったというのに…。
  
母の似姿:母親などに似せた姿で現れるマザー・イライザ。ならば、シロエのイライザは?
 
シャングリラ学園:イロモノです。遅刻どころか欠席なキース、副住職の事情というヤツ。
 
初めての友人:サムに「一緒に飯食おうぜ!」と誘われたキース。大切な友人との出会い。
 
友の血と共に:子供に戻ってしまったサム。彼を相棒に選んだキース、サムの血のピアス。
   
訊いてみたい本:シロエを部屋に匿ったキース。気に懸かる、シロエのピーターパンの本。
 
友がくれた言葉:サムの見舞いに出掛けたキース。決戦前夜、かつての友から貰った言葉。
 
夢が覚めたら:キースの部屋に匿われたシロエ。両親に助けられたと思って目覚めたら…。
 
後は真っ直ぐ:機械に奪われたシロエの記憶。それを探しに真っ直ぐ歩こうと思っても…。
 
水の記憶:教育ステーションで初めて目覚めた日のキース。どういうわけか、惹かれる水。
 
抉りたい心:キースには過去の記憶が無い、と耳にしたシロエ。自分は過去が大切なのに。
 
友の励まし:シロエを殴ってしまったキース。サムからの励まし、「元気でチューか?」。
 
作りたい世界:初対面のキースを敵視するシロエ。自分が世界を変える野望の邪魔だから。
 
一つだけの記憶:「何も覚えてないのか?」とサムに訊かれたキース。強いて言うなら…。
 
重ねた面影:ソレイドでキースが出会ったマツカ。重なった友とシロエの面影。ならば…。
 
勝者のバイク:ステーションでシロエが乗っていたバイク。キースに勝ったと爽快な気分。
 
励ましたい友:幼馴染がミュウの長だと悲しんだサム。その場で励まし損ねたキースは…。
 
書けない住所:シロエが両親と住んでいた家。幼い頃には、住所をスラスラ書けたのに…。
 
師走の奇跡:シロエの船を撃墜する筈が、何故かバイクに跨ったキース。シロエ生存ED。emoji
 
行けないフロア:キースがシロエに教えられたフロア001。其処へ行こうと試みても…。

厨房から地球へ ~頑張ったおせち~:人生が仕事納めになった面子が、おせち作りを…。emoji

帰りたい家:両親の顔も、家も忘れてしまったシロエ。いつか帰りたい、両親が暮らす家。

聖夜に一冊 ~薄い本を貴女に~:サンタクロースになった地球キャラ。配るのはBL本?emoji

解けない疑問:スウェナの、サムの思いが分からないキース。乱れた心をどうすればいい?

シンデレラのブーツ:お城に行くにはブーツが必要。それを履いていないキースの運命は?emoji

習ったコーヒー:宙港でマツカが出会った老人。教えて貰ったコーヒー、それをキースに。

マッチ売りの少年:大晦日の夜、雪の中でマッチを売るジョミー。けれど、売れなくて…。emoji

誕生日の訪問者:12月27日はキースの誕生日。プレゼントは処分だと考えていたら…。emoji

ゆく年くる年:夜に羊の番をしている人類の面々。其処へ現れた天の軍勢、いや猿回し…?emoji

選べない道:結婚するスウェナを嘲ったシロエ。けれど、スウェナが行くだろう道には…。

罪作りなピアス:捕虜にしたキースの耳に光るピアス。その意味を勘違いしたミュウは…。emoji

初詣にようこそ:ファンの人たちに御礼がしたい、と初詣の神様になったアニテラの面々。emoji

本当の友:ステーションで起きた宇宙船の事故。救助に出掛けて、サムに救われたキース。

白雪姫と王子:グランド・マザーの所に向かったジョミーとキース。そこに七人の小人が。emoji

マードック大佐の事情:旗艦ゼウスの艦長、マードック大佐。彼が万年大佐な事情とは…。emoji

ブラウニーの味:シロエが食堂で見掛けたら注文するブラウニー。母が作ったのと同じ味。

座敷牢の男:ナスカでミュウに囚われたキース。奇跡的に存在した捕虜の監禁場所の実態。emoji

眠れる船の美形:昏睡状態に陥ったブルー。目覚めて貰わないと困るジョミーの作戦は…。emoji

罪人の証:シロエの船を撃墜したキース。初めて殺した人間がシロエ、その罪はきっと…。

老けない人類:グランド・マザーにキースが投げた質問。それに対する答えは衝撃的で…。emoji

夢の中の瞳:マツカの夢に現れる、ソルジャー・ブルーの瞳。本当に出会った時の瞳は…。

イライザの人形:フロア001でシロエが知ったキースの正体。歌って踊れる人材だとか。emoji

忘れなかった夢:ネバーランドへ行きたかったことを覚えているシロエ。子供時代の夢を。

エリートの初恋:メンバーズになったキース。あれが自分の初恋だった、と気付いても…。emoji

裸のソルジャー:集中力が持続しない、と言われるジョミー。集中力を高めるためには…。emoji

ゆりかごのレクイエム:E-1077に向かったキース。フロア001で知った真実は…。

空からの帰還:落下するブルーを見失ったジョミー。落ちて来たブルーを見付けたシロエ。emoji

見付けた真実:フロア001に入り込んだシロエ。其処で見付けたキースそっくりのモノ。

主席が愛した少年:キースが持ち続けていたシロエの写真。キース亡き後、誤解した人々。emoji

時をかける少年:ジョミーが見付けたスピードウィル。それで走るとタイムリープだとか。emoji

殺せない子供:ミュウの捕虜になってしまったキース。其処へジョミーが連れて来た子供。

心中メギドの草紙:ブルーと心中の危機だったキース。しかし、よくよく考えてみたら…。emoji

気になる匂い:「あなたの匂いがする」とシロエが嫌った、キースのシャツ。臭うわけ…?emoji

仕組まれた罠:シロエが知りたいキースの過去。けれども、エラーメッセージばかりで…。

三つの世界:フィシスが手に入れた魔法のランプ。青い地球がある世界に行くためには…。emoji

少年の末路:イケメンに成長したジョミー。けれど、このまま成長したならオッサンに…?emoji

返すべき本:逮捕されたシロエ。彼にピーターパンの本を返さねば、と追い掛けるキース。

ナキネズミの価値観:キースに挑んだナキネズミのレイン。心を読んだら、毛刈りの危機?emoji

ソルジャーの名前:今はソルジャー候補なジョミー。就任したら、ソルジャー・ジョミー?emoji

底に少しだけ:キースがカップに残すコーヒー。それが残る意味に気付いたマツカの祈り。

隠された父:シロエには思い出せない父。けれど、データがあるかも、と捜してみたら…。

ミュウたちの社歌:シャングリラに毎朝、流れる社歌。それは景気よく、「鈴木建設」と。emoji

恐るべき後継者:ジョミーに補聴器を渡されたトォニィ。置き去りになんて出来ないのに。emoji

彼方からの記憶:スウェナと再会したキース。「ピーターパン」という言葉で止まった足。

幸運の赤いマント:ソルジャー候補なジョミーのマント。赤に決まった理由は申年だとか。emoji

補佐官の厄日:キースの補佐官を拝命したセルジュ。けれどキースにはスルーされるし…。emoji

戻りたい夢:子供時代の夢を見たシロエ。夢の中では見えていた筈の両親の顔。ならば…。

拾った人生:メギドを沈めたソルジャー・ブルー。気付けば周りは漆黒の宇宙、この先は?emoji

刷り込みの誤算:水槽の中で育ったキース。外に出されたら起こる刷り込み、その結果…。emoji

伝説のミュウ:キースが出会ったソルジャー・ブルー。負けたと思った男。次は勝ちたい。

反逆のシロエ:E-1077に向かう船では可愛かったシロエ。華麗なる高校デビュー…?emoji

勝ち取った予算:ヤケ食いしたいソルジャー候補、ジョミーの直訴。お小遣いをくれ、と。emoji

ソルジャーの席:シャングリラのブリッジには無い、ソルジャーの席。それが無い理由は?emoji

目覚めたサイオン:フロア001で捕まったシロエ。囚われの身から自由になれたのは…。

勢いで地球へ:テラズ・ナンバー・ファイブを倒してしまったブルー。ジョミーの運命は?emoji

優しかった人:キースの首を締めるトォニィ。「ブルーは優しい人だった」と。優しい人?emoji

生かしたいミュウ:キースがマツカを生かした理由。二人目のシロエはもう見たくないと。

誤解された長:青の間に初めて入ったジョミー。待っていたブルーはヘッドフォンを着用。emoji

主席の必需品:元老になったキースの仕事は座業の日々。椅子に座るのが辛いとなると…。emoji

地球の緑の丘:シャングリラが去って行った後の地球。ジョミーとキースが思うことは…。

背伸びした言葉:シロエが悔やむ記憶の断片。「父さん」と「母さん」、背伸びした言葉。

ヤエのスカート:ジョミーが不思議に思うもの。やたら短いヤエのスカート、それに生足。emoji

ソルジャーの制服:寝間着でコンビニ、家ではジャージ。その精神がシャングリラだとか。emoji

守りたい人:キースに届いた毒入りの食事。それを見抜いて処理するマツカ。守るために。

落とした記憶:ナスカに墜落したキース。意識が戻れば記憶喪失、候補生時代な好青年…?emoji

此処に在る本:スウェナがキースに渡したもの。シロエの宝物だった、ピーターパンの本。

逆転した立場:メギドの心臓部は精密機械。其処でキースが発砲したから、勝者はブルー。emoji

身を守る鎧:マザー牧場の羊にならないように、と努力するシロエ。嫌われて孤立しても。

負けられない顔:イケメンに育ってゆくブルー。ピンチなヒルマンとゼルとハーレイは…。emoji

スプーンに一杯半:幼いフィシスに夢中なブルー。長老たちがブルーに仕掛けた悪戯は…。emoji

飛び去った鳥に:シロエの船を撃墜した後のキースの思い。マヌカ入りのシナモンミルク。

孤高のチキン:ニナにモーションをかけられたのに、スルーしたジョミー。その理由は…。emoji

機械の思惑:成人検査でシロエが奪われた過去。どうせ奪うなら、子供時代を何故与える?

出したい必殺技:ソルジャー候補なジョミーの悩みは集中力。必殺技があれば出来るかも?emoji

返したい本:キースに下った、E-1077の処分命令。行くのなら、シロエにあの本を。

裏切り者の薬:ミュウのためにと、マツカが足止めしたキース。飲めば頑固な便秘も解消。emoji

ぼくは誰なの:シロエが手繰った故郷の記憶。思い出せない、子供時代に好きだった場所。

ミスった人質:シャングリラから脱出しようとしたキース。人質を一人解放したものの…。emoji

壊された友:サムを覚えているか、とジョミーに尋ねたキース。尋問されていた時のこと。

秘密の尋問:ナスカでキースを捕虜にしたものの、読めない心。BLな脅しは有効ですか?emoji

自由への船出:E-1077から宇宙へと逃亡したシロエ。彼の意志は何処にあったのか。

奇跡のその後:シロエ生存EDな「師走の奇跡」の後日談。日本で高校生になったシロエ。emoji

六人のマツカ:「我々は時代遅れなのだ」というキースの嘆き。今の世の中「松」だらけ。emoji

友の血のピアス:キースが再会したサムは殺人者という扱い。サムには人は殺せないのに。

ソルジャーの寝相:訓練の時も必ずコレで、とジョミーが着せられたソルジャー候補の服。emoji

花屋と暴力団員:メギドから現代の日本に飛ばされてしまった、キースとブルー。さて…?emoji

血を持たぬ者:キースに殴られたシロエ。口の中に広がった血の味、キースは知らない味。

少年の悩み:フィシスに失恋したジョミー。夢の女性は五十歳も上、おまけにブルーは…。emoji

シャングリラに萌え:キースが仰天したミュウの作戦。萌えキャラにコラボカフェですと?emoji

ラスコーの反乱:「冷徹無比な破壊兵器」と異名を取ったキース。そう呼ばれる理由は…。

カエルの王子様:ソルジャー・ブルーがかけた最後の呪い。なんと、キースがカエル語に。emoji

なり損ねた天使:シロエが考えた「死」というもの。子供の頃に死んだら失くさない記憶。

最初のグランパ:トォニィに「グランパ!」と呼ばれたジョミー。それ、どういう意味…?emoji

作られた生命:E-1077を処分した後、戻る船でのキースの苦悩。ミュウにも劣る命。

※下の2つは2016年7月28日記念創作。シリアスとネタと。
 
青い星まで:メギドを沈めたブルーの願い。「地球を見たかった」と。そして青い地球へ。

老人とメギド:ブルーを一人でメギドに行かせて、叱られるジョミー。強すぎる長老たち。emoji

母を真似る機械:マザー・イライザに初めて出会ったシロエ。故郷の母だと思ったのに…。

最強の剣士:お伽話の王子様みたい、とジョミーが思った大袈裟なマント。王子なら、剣?emoji

作れない友:ミュウの版図が拡大する中での、キースの思い。いる筈だった二人の友は…。

助けられたテスト:夢の世界で成績ドン底なキース。落第の危機を救ってくれた面子は…。emoji

嘘で出来た世界:シロエが失くした両親の記憶。優しかった両親さえも、嘘をついていた。

盗られた制服:ソルジャー候補なジョミーの部屋から消えた制服。代わりに女性用の制服?emoji

長としての道:ブルーが見た成人検査の時の夢。今も救えないミュウの子供は多い筈で…。

選んだピアス:サムの血で作ったピアスをつけようと決意したキース。何故ピアスなのか。

無免許なキャプテン:実は無免許なキャプテン・ハーレイ。筆記試験に落っこちたせいで。emoji

乗れない練習艇:シロエの年では操船出来ない練習艇。それに乗りたいのに下りない許可。

江戸の町医者:SD体制が崩壊した後、キースとジョミーがいたのは江戸時代。どうする?emoji

出来ない生き方:キースには真似られない、ソルジャー・ブルー。彼のように死ねたら…。

憩いのサウナ:長老たちに直訴だ、と出掛けたジョミー。その先に待っていたものとは…。emoji

友達の記憶:友達を作ろうとしないシロエ。けれど故郷では…。今も消えない友達の記憶。

拾われた少年:キースに船を撃墜された後、シロエを拾ったのは海賊船。シロエ生存ED。emoji

永遠の敗北:ソルジャー・ブルーにメギドを沈められた後。キースの心を占めるものは…。

天国の緑の丘:「最後まで私は一人か」と死んだキースを、天国で待ち構えていたのは…。emoji

部屋を出たなら:故郷の家の住所が思い出せないシロエ。家から何処かへ行く道の記憶は?

グランパは嫌だ:地球の地の底、キースに「ジジイ」と言われたジョミー。まだ死ねない!emoji

幸福な生命:かつてシロエに「幸福なキース」と言われた理由。本当に自分は幸福なのか。

パクりたい頭脳:急成長を遂げたトォニィ。けれど頭は三歳児なわけで、学校も無くて…。emoji

過去を持たぬモノ:フロア001でシロエが見たモノ。胎児から並んだ「キース」の群れ。

大いなる沈黙へ:夢の中で修道士見習いになってしまったキース。厳しい孤独と沈黙の掟。emoji

偽りの生まれ:国家騎士団総司令に昇進したキース。知らない者など無い、その名前は…。

ミュウたちの主食:ジョミーが連れて来られたシャングリラ。人気メニューは麺類だとか。emoji

見られない夢:シロエが見詰めるピーターパンの本。その中にネバーランドを探しても…。

やり直した人生:メギドで死んだソルジャー・ブルー。なのに成人検査を受けた日の自分。emoji

ハロウィンの船:カボチャと骸骨まみれのシャングリラ。ジョミーが驚いている間にも…。emoji

追いたくない船:宇宙に逃亡したシロエ。彼の船を追って飛び立つまでの、キースの思い。

人のいいリオ:ジョミーを救いに地球に降りたリオ。女性を助けて岩の下敷き、そして…。emoji

記憶が無ければ:キースには過去の記憶が無い、と耳にしたシロエ。胸を占める思いは…。

撃ってしまう人:後ろから近付いた者は撃つキース。もちろんマツカも例外ではなくて…。emoji

ゆりかごの因子:自分は「ミュウの女」の遺伝子データを継いだ、と知ったキースの衝撃。

アルビノを目指せ:カリスマではブルーに敵わないジョミー。せめてアルビノだったなら。emoji

機械の手駒:いい成績を収めても、マザー・イライザが得をするだけだ、と悔しいシロエ。

その後の事情:ソルジャーを継いだトォニィの悩み。「お年頃だから」と勧められる縁談。emoji

置いてゆく友へ:元老になったキース。ソル太陽系でミュウと戦うのなら、ノアのサムは?

ミュウたちのゴジラ:メギドの炎で目覚めた怪獣。それを「モスラ」と崇めるミュウたち。emoji

イライザの羊:シロエが耳にした聖書の話。人間という羊を飼っている神。それならば…。

風と木の騎士団:ジルベスターでキースについた部下たち。妙に面子が濃すぎる理由は…。emoji

もういない者へ:マツカの死を実感できないキース。彼の弔いに出たら、違ったろう結果。

消せない肖像:ソルジャー候補のジョミーに、船の仲間たちが隠し事。おまけに笑って…。emoji

いつか失くすもの:いつかトップに立ちたいシロエ。けれど、その頃には自分の姿形は…?

起こしたい奇跡:ブルーが貰った「奇跡を起こす力」。けれど制約が…。マツカ生存ED。emoji

流れない涙:サムの死を知らされたキース。悲しみが心に溢れているのに、目から涙は…。

鬼のソルジャー:「ぼくは甘すぎる」と思ったジョミー。地球に行くには鬼にならないと。emoji

国家主席の迎春:旗艦ゼウスでキースが見た夢。寺の鐘を撞くのが遅れて、叱られる朝…?emoji

ピーターパンの欠片:シロエの夢に現れるピーターパン。残してゆく、赤いマントの残像。

腰が低い人:訓練をサボるジョミーを脅したブルー。リオの正体は「御庭番」なのだとか。emoji

死神を待つ:ミュウとの会談を控えた夜。警備兵を下がらせ、銃も持たないキースの胸中。

賞金の行方:グランド・マザーが、ソルジャー・ブルーに懸けた賞金。金貨十万枚だとか。emoji

探り当てた秘密:キースの秘密を探り続けるシロエ。E-1077の奥深く潜り込んで…。

お好みの花は:「家に帰せ」とブルーに怒鳴ったジョミー。帰る前に一つ訊かれたことは?emoji

Mの拠点へ:ジルベスターに向かって旅立ったキース。サムの仇のM、けれどシロエもM。

カモられる元老:パルテノン入りを果たしたキース。けれど芸術音痴なのを嘲られる日々。emoji

逃れたい窓:窓が無いE-1077の個室。其処でシロエが焦がれる自由。窓の外には…。

健在な人:「三年、ぼくの死を隠せ」というブルーの命令。そして死なずに昏睡状態で…。emoji

持たない自由:自分は作られたものだ、と自覚するキース。何処までが機械の計算なのか。

最強のアサシン:ナスカ崩壊の後、悲嘆に暮れるフィシス。望みはブルーの仇を討つこと。emoji

奪われた名前:シロエが気付いた自分の名前。「レイ」というミドルネームには意味が…?

刺さった少年:ジョミーの部屋の壁に刺さったナキネズミ。「馬鹿だ」と思ったくせに…。emoji

出来過ぎた偶然:サムの見舞いを続けるキース。そのサムが壊れた原因は「キース」かも。

少年は守護霊:マツカにしか見えない、キースの側にいる少年。黒髪に紫の瞳の少年で…。emoji

失われた記憶:E-1077の中庭の花。シロエも覚えている名前。けれど、欠けた記憶。

ミュウたちの風呂:シャングリラに連れて来られたジョミー。嫌すぎるのが、彼らの風呂。emoji

  
目次その2は、こちら→http://blueterra.kyotolog.net/Entry/205/
   
  
                                                                    
                                                                       
                                                                     
                                                                       
                                                                       
                                                                       
                                                                       
                                    
                       
                           
                    

拍手[7回]

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(…恐らく私が、最初で最後なのだろうな…)
 人類の理想の統治者というのは、とキースは深い溜息を零した。
 宇宙空間に夜は無くても、地球標準時で言えば夜更けで、旗艦ゼウスも夜間照明。
 国家主席の地位に就いたけれども、「後を継ぐ者」に心当たりが無い。
 人類とミュウの戦いは最終局面、人類側の敗色が濃かった。
 負けた場合は、国家主席も退任するしかないだろう。
 統治するのがミュウになったら、国家主席などは要らない。


 そうなった時に、誰が人類を導いてゆくのか。
 「キース」が「ただの国家主席」だったら、退任した後でも、道は作れる。
 最高統治者がミュウに移るだけで、政権もミュウが取っていようが、やりようはある。
(人類だけの世界しか認められない者には、自治区域でも設けてやれば…)
 ミュウを受け入れられない者だけの「国家もどき」で、それなりに生きてゆけるだろう。
 もっとも、SD体制は破壊されるだろうから、人口は必然的に先細りになる。
 人口出産を続けるとしても、ミュウは「人類だけ」を区別はしない。
(ミュウと共存出来るように育てて、自然に融和するのだろうし…)
 どうしようもない、と思考はマイナスにしか向かってゆかない。


 ミュウは「進化の必然」だったことを知った。
 そのせいで、SD体制を治める機械も「ミュウの因子」を排除出来ない。
 SD体制が崩壊した後となったら、ミュウを異分子と決め付けることは不可能だった。
(最初の間は、ごく僅かしかミュウが生まれないとしても…)
 自然に数は増えるのだろうし、何より人類の子供は「ミュウを嫌わない」ように育ってゆく。
 「人類だけで作った、国家もどき」の自治区域に、移住する者は誰もいないだろう。
(…頭の固い、古い人類どもが、どんな暮らしをしているのかを、若い人類が…)
 聞き取り調査などをするためだけに、訪れる程度の「滅びゆく世界」。
 けれども、そういった場所を「作り上げられる」者が、「いそうにない」。


(…機械はキースを作って、国家主席にまで仕立て上げたが…)
 後継者を育てようとはしていないようで、頭角を現す「若手」も見当たらなかった。
 つまり「キース」が「理想の統治者」、機械は「キースの後継者」を考慮してはいない。
(私が最後だとすれば、人類は…)
 ミュウに敗北すると同時に、導く者さえも失う、とキースは頭を抱えたくなる。
 「キース」は、「ただの国家主席」と認識されてはいないだろう。
 ミュウにしてみれば「ナスカ」、即ち「ジルベスター・セブン」の惨劇を引き起こした者。
 「ナスカ崩壊」から後の長い戦いにしても、最高指揮官は「キース」でしかない。
 ミュウが統治者になった暁には、「戦犯」という扱いになる。
 どれほどミュウが寛大であっても、「戦犯」に「人類の指導者」は任せられない。


(…ミュウの間でも、揉めるだろうし、人類の側にしてみても…)
 「戦犯」の烙印を押された「指導者」を立てておくのは、不安だろう。
 何か起きた時に、ミュウの側と上手く交渉出来るのか。
 「かつての、わだかまり」のせいで、渋られる面が出ては来ないか。
(…何のしがらみも持たない、新しく出て来た者がトップだったら…)
 ミュウの側でも、便宜を図ってくれそうではある。
 指導経験さえも浅いわけだし、「人類だけの、国家もどき」でも、気に掛けるだろう。
 天災に見舞われたりした折には、要請せずとも、察知して救助の船がやって来る。
 食料不足などがあったら、不足している品は何なのか、問い合わせが来て、救援物資も。
(そういったことが期待出来ないのが、私が指導者だった場合で…)
 救援要請を無視されるとか、取り次ぐ者が「止めてしまって」上に届かない事態とか。


 個人的に「恨みを抱いている者」が、「多そう」なのが「キース・アニアン」。
 人類が「次の指導者」を持っているなら、そちらが継いでゆけばいい。
 「キース」が戦犯になって裁かれていようが、次の指導者は無関係だし、自由に動ける。
 移住を希望する者を纏めて、新天地を見付けて「人類だけの、国家もどき」を作れるだろう。
(…しかし、機械は、どう考えてみても…)
 次の指導者を考慮していないし、作られている気配さえ無い。
 「キースが与かり知らない所」で、密かに作っているとも考えにくい。


(…機械は、ミュウを滅ぼすためだけに、私を作り上げて…)
 そのシナリオでしか、道筋を描いていないのだろう。
 SD体制が始まった時点のままで「思考停止」で、柔軟に思考することが出来ない。
(…負け戦になるのは見えているから、私がいなくなった時には…)
 人類は「指導する者」を失い、ミュウの世界に「飲まれてゆく」より他に無かった。
 「人類だけの、国家もどき」は生まれないまま、否応なしに「ミュウと暮らす」道だけ。


(…私が死のうが、生きたままで指導者の地位を失おうが…)
 人類だけの世界は「其処で終わりだ」と、奈落の底を覗き込んだような気分に陥る。
 長く続いた「人類の歴史」に、「キース」が幕を下ろすことになる。
 「キース」が国家主席を退いた後には、人類の世界は、もう「残せない」。
(……私が、幕を下ろす者か……)
 よりにもよって、機械に無から作られた生命体が、と嘆きたくても、どうしようもない。
 自分の生まれは変えられないし、次の指導者もいない以上は、そうなるのだろう。


 せめて誰かに引き継げたなら、と思うけれども、気付くのが少し遅すぎたらしい。
 今から探している暇などは無いし、「キース」は幕を下ろすしかない。
 SD体制の遥か前から、長く栄え続けた、「人類」という種族が生きた舞台に…。



            幕を下ろす者・了


※キースの後継者を、機械は作っていない気しかしません。原作は、まさにソレ。
 グランド・マザーが「全権をあなたに」と言ってましたけど、先を考えていないとしか…。






拍手[0回]

(…ぼくのパパとママ…)
 機械が選び出したんだよね、とシロエは、両親を思い浮かべようと試みる。
 Eー1077の個室は、夜が更けてゆく時間。
 マザー・イライザが現れないよう、ベッドの端に腰を下ろして、懐かしい面影を追う。
(……駄目だ……)
 やっぱり顔がぼやけてしまう、と悔しくなって拳をベッドに叩き付けた。
 コールされる度に、両親の顔立ちを忘れてゆくのは分かっている。
(呼ばれないよう、気を付けていれば…)
 忘れ去るのは防げそうでも、憎い機械に逆らわずにはいられない。
 とはいえ、シロエのために両親を与えたのも、機械だった。
 『マザー・イライザ』ではなかっただけで、何処に置かれているのだろうか。
(…地球にいるという、グランド・マザーは、養父母選びにまでは…)
 多分、関わってはいないと思う。
 成人検査を行うユニバーサル・コントロールか、その上に位置する機械辺りか。
 養父母を選ぶのが先か、子供を選び出すのが先になるのか、それもシロエは知らない。


 SD体制の時代は、人の進路は区分けされていて、他のコースの詳細は掴みにくい。
(一般人コースに進んだ人が、ステーションを出る時に合わせて…)
 赤ん坊を選んで与えているのか、一定期間を経過してから与えるのか。
(…分からないよね…)
 一般人向けのステーションだったら、常識だろうけど、とシロエは深い溜息を零す。
 両親を慕い続ける割には、シロエは余りにも「家族」というものが分かってはいない。
(ぼくのパパとママ、ああいう人たちだったけけど…)
 機械の采配が何処まで作用するのか、それさえも謎に包まれている。
 エネルゲイアで過ごした子供時代の記憶は、おぼろげだけに、友人の両親も不明瞭だった。
 そんな中でも「覚えている」ことが、一つだけある。
(どの子も、育ての親に似ていて、違和感が無かったんだ…)
 今の時代には有り得ない話だけども、「実子なんです」と言われても、信じられたろう。
 シロエの両親の場合も、シロエに「何処か似ている」顔立ちだったと記憶している。
 機械が「養父母」を選ぶ基準の一つは、そういったことに違いない。


 実子でも通りそうな「親」が選ばれるのなら、他の要素は何なのだろう。
(赤ん坊の性格は、決まってはいなくて、育つ過程で決まるんだから…)
 相性で決めはしないだろうし、と考えた所で、思考が別の方向を向いた。
 「シロエ」の性格を「作り上げた」のが、両親だったら、違っていたなら、どうだったか。
 『ピーターパン』の本を与える代わりに、現実に根差した本を渡すような親とか。
(…ぼくのパパとママは、本が好きだったから…)
 色々と与えてくれたけれども、違うタイプの親だって存在している。
 休日になったら、子供をスポーツなどに連れ出すタイプは多かったと思う。
 サッカーの観戦だとか、公園に出掛けてジョギングだとか。
(…ぼくは、どっちも未経験かも…)
 成人検査で忘れ去っていなければね、と自信は無くても、その手の親ではなかった。
 研究者の父と、お菓子作りが得意だった母は、揃って、スポーツ好きだとは言えない。


(…性格を作り出すのが、養父母だったら…)
 ぼくのパパとママが、違う人だった場合は、ぼくも別人だったわけだ、と恐ろしい。
 今頃は機械の言いなりになって、「マザー牧場の羊」そのものの「シロエ」だろうか。
 機械に逆らって生きることなど「考えもしない」、模範生かもしれない。
(…頭脳の出来は、育ちとは違うから…)
 此処にいる「シロエ」が、そうなったように、Eー1077に来ている優秀な生徒。
 憎い「キース」とも、上手くやってゆける。
 いずれ何処かで「メンバーズ」同士、再会出来る時が来たなら、似合いのエリート。
(…そんな人生、ぼくは御免で…)
 進みたくないよ、と嘆かなくても、実際、その道を歩んではいない。
 けれど万一、機械が「選び出した両親」が、別の二人で、シロエを育て上げた時は…。
(…そっちの道を真っ直ぐ進んで、振り返ったりもせずに…)
 歩いて行く結果になっていたんだ、と背筋が冷たく凍えてしまいそう。
 今、此処に「シロエ」が生きているのは、あくまで「偶然」。
 機械が選び出した「両親」と、「シロエ」という子供が結び付いた時だけの「奇跡」。


 なんてことだ、と情けないけれど、「シロエ」は機械に「作り出された」。
 故郷にいる「両親」を与えられたからこそ、「シロエ」という人格が生まれ出てきた。
(…それって、酷いよ…)
 憎い機械に選び出された「出会い」の結果が「自分」だなんて、悲しくて虚しい。
 自分の意志で生きていたって、その「意志」は、誰が育ててくれたお蔭で生まれたのか。
(…あんまり過ぎるし、考え過ぎだと思いたいけれど…)
 真実は多分、そうなんだよね、とシロエの頬を涙が伝い落ちてゆく。
 「機械」抜きでは、「シロエ」は「生まれない」から。
 懐かしい両親を選んで「与えれてくれた」モノも機械で、全ては機械の手のひらの上。
 何処まで逃げて、無事に逃げおおせたつもりだろうが、「シロエ」は機械が作った。
 その人生が終わる瞬間、頭をよぎる「想い」も、その発端は「機械」。
 機械が選んだ「両親」が育てて、「シロエ」という「人格」を作り上げたのだから…。



            始まりは機械・了


※シロエを育てた養父母が、別の人だったら、と考えた所から生まれたお話です。
 原作にはなかった「ピーターパンの本」の影響、大きそうだと思うの、作者だけかも。






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(もしも、私がいなかったなら…)
 サムは幸せだっただろうか、とキースは夜更けに、ふと考えた。
 昼間にサムの見舞いに行ったけれども、サムは普段の通りだった。
 キースに「赤のおじちゃん!」と呼び掛け、両親の話をしてくれた。
 子供時代にサムを育てた養父母は、今もサムと一緒にいるらしい。
(…サムは、私と出会ったばかりに…)
 人生どころか、心まで狂う羽目に陥り、治る見込みは全く無い。
 「キース」に会わずに生きていたなら、今頃はどうしていただろう。
(そもそも、ジョミー・マーキス・シンが元凶なのだが…)
 あいつの友人だったせいで、と思いはしても、大元は「キース」自身だと言える。
 マザー・イライザが「キース」を作らなかったら、サムは「選ばれていない」。
(…私を育てるための人材などは、必要無いのだし…)
 ジョミー・マーキス・シンが存在しようが、サムの人生に影響は出ない。
(Eー1077にも、来ていたかどうか…)
 来ないかもな、とキースは深い溜息を零す。
 サムがエリート候補生に向いていたとは思えない。
(宇宙船の事故が起こった時に、私を助けてくれたことは事実でも…)
 他の面では劣等生で、卒業後の進路も一般人と変わりはしなかった。
 Eー1077の卒業生なら、同じパイロットにしても、違う航路に配属されていたろう。
 エリートならではの腕を買われて、磁気嵐が酷いなどの難所が多い所へ。
(…しかし…)
 サムは普通の航路に行かされたんだ、とキースにも分かる。
 相応しい腕を持っていないなら、一般人のコースに放り込まれて終わる。


 キースが知る限り、Eー1077の卒業生で「一般人」になった者は二人だけ。
 その二人とはサムとスウェナで、どちらも「キース」の友人だった。
(…マザー・イライザが選び出したか、指示を出したか…)
 どちらなのかは謎だけれども、「キース」のために選び出された。
(ミュウの長になった者と、幼馴染だったというだけで…)
 二人とも「選ばれる」ことになったとはいえ、それは「キース」が存在していたせい。
(…私が最初から作られていないとか、未完成だったとか…)
 そういった時は、サムもスウェナも「本来、行くべきだったコース」に行ったのだろう。
(恐らく、Eー1077ではなくて…)
 サムなら、普通のパイロットなどを育てるステーションだったかもしれない。
(パイロットよりも、もっと平凡な…)
 職種のステーションに送られ、卒業した後は「養父」だったろうか。
(あいつなら、向いていただろうな…)
 昼の間は仕事に出掛けて、それ以外の時間は「子供との暮らし」に充てる生活。
 サムが病院で語ってくれる世界を、サムが「自分の子供」と築いてゆく。
 成人検査で別れる日までを、慈しんで育てて。


(スウェナも、Eー1077に来ないのならば…)
 一般人向けのステーションで教育を受けて、似合いの「誰か」と出会っただろう。
 離婚したと聞く男にしたって、一般コースで出会っていたなら、今も一緒に暮らしていそう。
(…離婚した後、子供は他所にやったらしいが…)
 その子を手放して養母を辞めるなど、考え付きもしないに違いない。
(サムもスウェナも、私のせいで…)
 人生を台無しにされてしまったわけだ、とキースは唇をギュっと噛みそうになる。
 シロエも「キースのために選ばれた」ばかりに、宇宙に散った。
 「キース」が存在していなかったなら、彼も普通に生きられたと思う。
(ミュウの因子を持っていようが、マツカのように…)
 機械の監視を潜り抜けた例があるわけなのだし、「シロエ」ならば可能だったろう。
(頭がいい分、自分は普通ではないらしい、と気付くだろうし…)
 マツカ以上に上手くやれそう。
 優秀だから、と選び出されて、Eー1077に来ていたとしても、その後が変わる。
(他人とは違う部分を隠して、爪も牙も見事に隠し通して…)
 表面上は「大人しい候補生」として、保身に努める。
 「キース」を刺激するための素材でないなら、挑戦的に生きる必要は無い。
(こだわっていた、子供時代の記憶にしても…)
 機械がシロエに要求していた「消去」のレベルは、低かった可能性が高い。
 本当に「忘れてしまった」ような者では、後々、人生に支障が出て来るだろうから。


 サムとスウェナと、それからシロエ。
 この三人を考えるほどに、「キース・アニアン」の罪は大きい。
(私さえ、存在していなければ…)
 彼らは普通に生きられたのだ、と思えて来るから、自分自身を呪いたくなる。
 他の誰かを犠牲にしてまで育った命に、どれほどの価値があると言うのか。
 しかも「機械が無から作った生命体」など、果たして「命」と呼んでいいのか、それも怪しい。
(…機械が神の領域を侵して、私を作り出したのだしな…)
 無価値な上に、罪深い存在が「私」なのか、と悔しくなっても、どうすることも出来ない。
 いつか、罪を償える日が来るとしたなら、その時は多分…。
(…世界はミュウのものになっているのだろうな…)
 今は危険な異分子なのだが、と夜の窓の外を見るキースは、まだ本当のことを知らない。
 ミュウが「進化の必然」であるという事実も、システムが「ミュウを排除出来ない」ことも。
 だからこそ「罪」を噛み締めるけれど、キースの考えは間違っていない。
 機械が作った生命体でも、キースには心が宿っている。
 「自らの罪」を意識して生きていける以上は、罪は機械が背負うべきもの。
 真実が明らかになった時には、キースが背負わされた「重すぎる罪」は、消え去るだろう。
 今はまだ、その日は見えもしないけれども、人類とミュウの先の未来で…。



              罪深い命・了


※キースのせいで人生が狂った人間、アニテラだと三人もいるんですよね。
 原作の場合、スウェナはキースと直接の関わりはありません。犠牲者が一名プラス。






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(…命の恩人…?)
 サムが、とシロエは、瞳を大きく見開いた。
 Eー1077の夜の個室で、キースのデータを調べていたら、出て来た記録。
 …新入生を乗せた宇宙船の、衝突事故で…)
 被害の拡大を防ぐ目的で、ステーションの一部が切り離されたらしい。
 キースとサムは、二人きりで其処に居合わせた。
(新入生の船の人たちを助けに、キースとサムだけが出動して…)
 無事に全員を救い出した直後に、事故を起こした区画が分離されて、爆破処分された。
 サムは一足先に逃げていたけれど、キースは出遅れ、宇宙空間に飛ばされたという。
(そのままだったら、キースの命は…)
 無かったかもしれない。
 自力でステーションまで戻る手段を、キースは持っていなかった。
(下手に行ったら、サムも巻き添えになっていたのに…)
 サムは迷わず、キースを救いに飛び出して行った。
 首尾よく助けて戻ったらしいけれども、そんな記録は「見たことが無い」。
 第一、宇宙船が事故に遭った事実も、シロエは今日まで知らなかった。


 何度もデータを読み直す間に、事故の相手が「悪かった」ことに気付いた。
 宇宙海軍の船で、民間船よりも上位に立っている船。
(…何故、宇宙海軍の船が、ステーションなんかに…?)
 来るような用事は何も無い筈、と思えて来るから、事故の発端自体が「怪しい」。
(…事故を起こして、キースの手腕を確かめたとか…?)
 マザー・イライザだったら、やりかねない。
 キースが「失敗していた」場合は、新入生たちの命が奪われるけれど、問題ではない。
 たかが「新入生」の「候補生」くらい、代わりは幾らでも送られて来る。
(…キースは上手く対処したけど、その後が…)
 少しばかり読みが外れて、宇宙の藻屑と消える所を、サムが救ったということだろう。
 ところが「サム」は、将来有望な人材ではない。
 マザー・イライザも期待してはいなくて、キースの「おまけ」で「友人」に過ぎない。
 だから評価をされることなく、宇宙船の事故ごと「忘れ去られた」英雄。


(…サムは覚えているだろうけど、他の生徒は…)
 何も知らずに過ごしている上、宇宙船の事故も公の記録に残ってはいない。
 ステーションの一部を分離したほど、重大な事故を「表向きでは、知る者がいない」。
(宇宙船に乗った新入生の中には、スウェナも入っているんだけど…)
 彼女も、事故をどれほど覚えているのか。
 「キースの友人」に含まれる以上、忘れ果ててはいないにしても、曖昧かもしれない。
(…命の恩人だと思っていたなら、もっと態度が違ったような…)
 ステーションを出たのは、キースに失恋したせいにしてもね、とシロエは顎に手を当てた。
 「命の恩人」に惚れ込んだけれど、袖にされたなら、出て行くことも確かに有り得る。
 とはいえ、普段のスウェナの「キース」に対する姿勢は、どうだったか。
(…惚れていたせいで、ああだったのか、記憶が曖昧だったせいか…)
 分からないよね、と思うくらいに、「宇宙船の事故」は「伏せられている」。
 サムが「キースの命の恩人」なことも、少なくとも生徒は、誰一人として「知らない」。


 なんてことだろう、とシロエは「事故の記録」を呆然と眺める。
 これほどの事故を伏せるためには、マザー・イライザの「力」だけでは足りない。
(宇宙海軍の方にも、マザー・イライザのような機械がいるにしたって…)
 Eー1077で暮らしていた者の記憶を、どう処理するか。
 片っ端からコールしたって、上手くいかないことだろう。
 一人を呼び出して処理する間に、他の者たちの間に広がり、「記憶」の楔が打ち込まれる。
(コールされて忘れ去った筈の生徒が、また耳にして…)
 イタチごっこのような具合に、いつまで経っても「忘れ去られない」ことになりそう。
(生徒の他にも、大勢の人が暮らしているんだし…)
 一斉に記憶を操作しないと、綺麗サッパリ「記録ごと消す」ことは出来そうにない。
(…そういう係が、いない限りは…)
 事故の記録は消せやしない、と気付いたシロエの背筋が冷えて行く。
(…サムとキースと、スウェナ以外は…)
 何も覚えていない状態だったら、事故の記録は消せるけれども、そう出来るのなら…。


(…ぼくが此処に来た後にも、そんな類の何かが起こっていたのに…)
 覚えていないこともあるよね、とシロエは恐ろしくなった。
 機械を欺き、出し抜いたつもりになっていたって、マザー・イライザの手のひらの上。
 夜にベッドで眠る間に、「記憶操作を担う係」が、候補生やら職員やらの記憶を…。
(全部書き換えてしまっていたなら、ぼくは絶対、気が付かないし…)
 騙されたままになってしまうよ、と怖くなるから、今夜は「覚え書き」用のノートは…。
(…読み返したりしたら、眠れなくなって…)
 ついでに「消された記憶」を見つけ出すかも、と思うものだから、読まないでおこう。
 もっと冷静に振り返れる日に、改めて、一番古いノートから…。
(ぼくの知らない「何かの出来事」が書かれていないか、確かめなくちゃ…)
 怖いけれどね、と決意したけれども、どうだろう。
 そう「決心した」ことが「機械にバレていた」なら、きっと明日には…。
(覚えていなくて、今の考えを書き留めようとしていたら…)
 急に眠くなってしまって、出来ないのかも、と恐ろしくなって、「試す」のをやめる。
 機械に負けたことになっても、其処の所は「かまわない」。
 「今、この瞬間に、ぼくは機械に負けたんだ」と、自覚しながら眠り込むより、撤退を選ぶ。
 それは「自分の意志」で選んだ道になるから、勇気ある撤退なだけで、敗北ではない。
(…負けるよりかは…)
 撤退するさ、とシロエはベッドに入った。
 明日になったら「忘れていたって」、負け戦よりはマシに違いないから…。




            勇気ある撤退・了


※サムがキースを救った事故の記録は、本当に伏せられていそう。忘れ去られた真実。
 記憶を操作している場面は、別の所であったんですよね。其処から思い付いたお話です。





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