愛さなかったら
(パパ、ママ…。会いたいよ…)
ほんの少しの時間でいいから、とシロエはベッドの上で膝を抱える。
Eー1077の夜の個室で、思うのは故郷のことばかり。
けれど、鮮やかには思い出せない。
成人検査で消された記憶は、努力してみても蘇らない。
逆に、どんどん薄れてゆく。
(ぼくが忘れたくなくて、あれこれ努力してるのを…)
此処を支配するマザー・イライザは、とっくの昔に見抜いている。
過去にこだわり続ける「シロエ」が、システムから離脱してゆく危険にだって気付いている。
(だから、せっせとコールされて…)
マザー・イライザに呼び出される度に、「何か」を其処に「落として来る」。
それが何だったか、自分でも分からないのだけれども、大切な「何か」。
シロエの「過去」に繋がる記憶で、大切に守り抜きたいピースが、消されて無くなる。
(…パパとママの顔も、あちこちが欠けてしまってて…)
どんな面差しで、どんな瞳の色だったのかも、今では忘れ去ってしまった。
記憶の中の両親の顔は、まるで焼け焦げた写真のよう。
「こういう顔だ」とピンと来る部分、肝心の所が霞んでしまって残っていない。
(…それでも、ぼくは…)
両親のことを忘れはしないし、今も会いたくて堪らない。
一瞬だけでも家に帰れたら、どれほど幸せなことだろう。
「パパ、ママ!」と呼び掛けて、両親が振り向いてくれた瞬間、許された時間が終わっても。
「面会時間は終わりですよ」と係が扉を閉めてしまって、お別れになってしまっても。
(…ホントに、一瞬だけでいいから…)
会わせて欲しいよ、と思うけれども、システムはそれを許しはしない。
成人検査で別れた両親や故郷、それらは確かに在るというのに、子供は其処に帰れはしない。
SD体制が敷かれた世界は、大人の社会と子供の社会を分けているから。
「大人と子供が、一緒に暮らしてゆける世界」は、育英都市の中だけにしかない。
十四歳になった子供は、其処を離れて旅立つしか無くて、記憶も消されてしまうのだから。
それでも、其処に帰りたい。
そう願うことは、機械にとっては「有り得ない」ことで、誤った考えだとされる。
「シロエ」の軌道を修正するべく、機械は記憶を「消し続ける」。
一つのピースを消しても結果が出ないのならば、次のピースを、といった具合に。
(……悪循環だよ……)
自分でも自覚しているけれども、頑張っても、どうすることも出来ない。
心は両親を求めてしまうし、故郷に帰りたい思いも消えない。
(…帰りたいのに…)
パパとママがいる家に帰りたいよ、と膝に顔を埋めていて、ハタと気付いた。
「帰りたい」のは、「懐かしい」のは、「ぼくの方だけかもしれない」と。
(……パパとママにとっては、ぼくは何人目かの子供だよね……?)
けして若くはなかったのだし、「シロエ」の前にも、子供を育てていただろう。
育英都市で暮らす夫婦の仕事は、まず一番に「子供を育てること」。
父は研究者だったけれども、それは「二番目の仕事」に過ぎない。
「シロエの父親であるということ」、それこそが父の仕事だったと言ってもいい。
母の場合は言うまでもなく、「シロエの母」であることが役目。
二人とも、「シロエ」を愛して、可愛がってくれたけれども…。
(…もしかして、あれも…?)
仕事だったというのだろうか、「シロエ」を愛して育てることが。
そういう教育を受けて来たから、愛して、大事に育てたのか。
(……まさかね……?)
いくらなんでも、そんなこと…、と思いはしても、「そうではない」という証拠は無い。
両親が見せてくれた笑顔も、優しかった手も、何もかも「仕事上」のものだったろうか。
育てる子供が「シロエ」でなくても、両親は同じに「愛した」ろうか。
(…そうじゃなかった、なんていうことは…)
それこそ無いよ、と薄れてしまった記憶の中の両親を思う。
あの優しさが演技だったとは、とても思えない。
そして「本物だった」としたなら、両親は「違う子供」でも愛するだろう。
「シロエ」ではない子供でも。
まるで違った顔立ちの子で、性格も、性別も違ったとしても。
(……パパとママなら……)
きっとそうだ、と悔しくなる。
今も会いたくて堪らない二人は、他の子供の「両親」でもある。
どんな子供かも知らないけれども、その子は、きっと「何処かにいる」。
「シロエ」と違って、両親のことなど忘れてしまって、普通に暮らしていることだろう。
マザー・システムの言いなりになって、大人しい羊になってしまって。
(…そんなの、酷い…)
パパとママを忘れてしまうなんて、と悲しくて、辛い。
あんなに優しい人たちのことを、どうして忘れられるのだろう。
何もかも忘れ去ってしまって、平気で生きてゆくことが出来るのだろう。
両親は「愛してくれた」のに。
それが両親の「仕事」だとはいえ、愛も、優しさも、本物なのに。
(…相性の悪い子供だった、って言うのなら…)
まだ分かるけど、と唇を噛む。
人間には「相性」というものがあるから、「合わない」場合は、どうしようもない。
子供同士でも、それで喧嘩になったりもする。
(…養父母のことは、此処では学ばないから…)
知らないけれども、子供と相性が悪かった時は、養父母を替えたりもするのだろうか。
(養父母と、衝突してばかりだと…)
健全な精神を持った子供は育たないだろうし、そういう時には「替える」かもしれない。
相性の良さそうな夫婦を探して、「途中から」の育児になったとしても。
(子供を育て終わった親なら、手が空いてるし…)
前にも子供を育てているから、途中からでも「上手くやる」だろう。
もしも、そういうことが「ある」なら、「取り替える」まではいかなくとも…。
(…両親と、あまり合わない、って子も…)
この世界には「いる」のだろうか。
「シロエ」の両親のように優しい親でも、「何処となく」肌が合わない子供。
さほど親には関心が無くて、成人検査で引き離された後は、思い出しさえしないような子。
「親を愛していなかった」ならば、そうなるだろう。
懐かしいとも、「また会いたい」とも、思う理由が「無い」のだから。
(…パパとママが、ぼくより前に育てた子供の中にも…)
そういう子供がいたのだろうか。
それとも、「愛されて、愛して」育ったけれども、成人検査で「忘れた」ろうか。
Eー1077にいる候補生たちが、誰もが「そうである」ように。
二度と戻れない過去のことなど、気にもしないで暮らしているように。
(…どっちなのかは、今のぼくには分かりもしないし…)
分かったところで、得なことなど何も無いけれど、一つの「可能性」を見付けた。
「そうなっていたら」、今の暮らしが「楽になる」もの。
膝を抱えて嘆く代わりに、毎日、楽しく生きてゆけそうな道。
「ぼくは自由だ」と歓声を上げて、未来だけを見て、過去など捨ててしまえる人生。
「シロエ」はそうはならなかったけれど、「そうなる」可能性なら「あった」。
(…パパとママのことを、愛さなかったら…)
大好きになっていなかったならば、「シロエ」の「今」は楽だったろう。
もう「両親」は「いない」のだから、彼らのことなど「二度と考えなくてもいい」。
システムもそれを推奨していて、「思い出しなさい」とは、けして言わない。
そういう場合は、成人検査は、まさしく「未来への扉」。
まるで好きではない両親がいた家を離れて、希望に満ちた社会に向けて旅立ってゆける。
何処のステーションに行ったとしたって、もう両親は「いない」から。
うるさく小言を言われもしなくて、生活に口を出されもしない。
それほど自由なことがあるだろうか、「もう両親はいない」だなんて。
「二度と会わずに生きてゆける」上に、「忘れてしまってかまわない」なんて。
(……最高だよね……)
ホントに最高、と「その可能性」について考えてみる。
両親に関心が無かったならば、どれほど素敵だっただろうか、と。
記憶が薄れてしまったところで、嘆き悲しむ必要は無い。
むしろ「思い出せない」くらいに、綺麗に忘れ去ってもいい。
両親のことなど「どうでもいい」し、「まるで好きではなかった」のだから。
(…そうなっていたら…)
楽だったろうし、今だって、こうして嘆いてはいない。
この時間まで起きているなら、きっと勉強しているのだろう。
「なんとしてでも、メンバーズになってやるんだから」と、懸命に。
他の候補生たちが寝ている間に、寝る間も惜しんで、自分の能力に磨きをかける。
より良い成績を出して、皆より百歩も、二百歩も先を行くように。
「睡眠時間を削った」分も、「深く眠る」ことで取り戻す。
でないと訓練についてゆけずに、成績を落とすことになるから、体調管理も抜かりなく。
(絵に描いたような、立派な候補生ってヤツだよね…)
それにシステムにも逆らわないから、マザー・イライザの覚えだって「いい」。
その時が来たら、メンバーズに相応しい人材として、推薦もしてくれるだろう。
「シロエなら、間違いありません」と、太鼓判を押して、出世コースに送り出してくれる。
間違いなく、そうなる道なのだろうし、とても楽ではあるのだけれど…。
(…パパとママが嫌いで、早く離れてしまいたい、なんて…)
日々、思いながら生きることなど、絶対に「したくなかった」と思う。
後に苦しむことになろうと、愛して生きていたかった。
実際、「シロエ」が「そうした」ように。
今も会いたくて堪らないほど、両親が大好きだった子供時代は、大切な宝物なのだから…。
愛さなかったら・了
※子供の行動が怪しいから、と通報するような親がいるのが、SD体制の時代ですけど。
親の愛情がその程度だったら、子供の方はどうなんだ、と思った所から生まれたお話です。
ほんの少しの時間でいいから、とシロエはベッドの上で膝を抱える。
Eー1077の夜の個室で、思うのは故郷のことばかり。
けれど、鮮やかには思い出せない。
成人検査で消された記憶は、努力してみても蘇らない。
逆に、どんどん薄れてゆく。
(ぼくが忘れたくなくて、あれこれ努力してるのを…)
此処を支配するマザー・イライザは、とっくの昔に見抜いている。
過去にこだわり続ける「シロエ」が、システムから離脱してゆく危険にだって気付いている。
(だから、せっせとコールされて…)
マザー・イライザに呼び出される度に、「何か」を其処に「落として来る」。
それが何だったか、自分でも分からないのだけれども、大切な「何か」。
シロエの「過去」に繋がる記憶で、大切に守り抜きたいピースが、消されて無くなる。
(…パパとママの顔も、あちこちが欠けてしまってて…)
どんな面差しで、どんな瞳の色だったのかも、今では忘れ去ってしまった。
記憶の中の両親の顔は、まるで焼け焦げた写真のよう。
「こういう顔だ」とピンと来る部分、肝心の所が霞んでしまって残っていない。
(…それでも、ぼくは…)
両親のことを忘れはしないし、今も会いたくて堪らない。
一瞬だけでも家に帰れたら、どれほど幸せなことだろう。
「パパ、ママ!」と呼び掛けて、両親が振り向いてくれた瞬間、許された時間が終わっても。
「面会時間は終わりですよ」と係が扉を閉めてしまって、お別れになってしまっても。
(…ホントに、一瞬だけでいいから…)
会わせて欲しいよ、と思うけれども、システムはそれを許しはしない。
成人検査で別れた両親や故郷、それらは確かに在るというのに、子供は其処に帰れはしない。
SD体制が敷かれた世界は、大人の社会と子供の社会を分けているから。
「大人と子供が、一緒に暮らしてゆける世界」は、育英都市の中だけにしかない。
十四歳になった子供は、其処を離れて旅立つしか無くて、記憶も消されてしまうのだから。
それでも、其処に帰りたい。
そう願うことは、機械にとっては「有り得ない」ことで、誤った考えだとされる。
「シロエ」の軌道を修正するべく、機械は記憶を「消し続ける」。
一つのピースを消しても結果が出ないのならば、次のピースを、といった具合に。
(……悪循環だよ……)
自分でも自覚しているけれども、頑張っても、どうすることも出来ない。
心は両親を求めてしまうし、故郷に帰りたい思いも消えない。
(…帰りたいのに…)
パパとママがいる家に帰りたいよ、と膝に顔を埋めていて、ハタと気付いた。
「帰りたい」のは、「懐かしい」のは、「ぼくの方だけかもしれない」と。
(……パパとママにとっては、ぼくは何人目かの子供だよね……?)
けして若くはなかったのだし、「シロエ」の前にも、子供を育てていただろう。
育英都市で暮らす夫婦の仕事は、まず一番に「子供を育てること」。
父は研究者だったけれども、それは「二番目の仕事」に過ぎない。
「シロエの父親であるということ」、それこそが父の仕事だったと言ってもいい。
母の場合は言うまでもなく、「シロエの母」であることが役目。
二人とも、「シロエ」を愛して、可愛がってくれたけれども…。
(…もしかして、あれも…?)
仕事だったというのだろうか、「シロエ」を愛して育てることが。
そういう教育を受けて来たから、愛して、大事に育てたのか。
(……まさかね……?)
いくらなんでも、そんなこと…、と思いはしても、「そうではない」という証拠は無い。
両親が見せてくれた笑顔も、優しかった手も、何もかも「仕事上」のものだったろうか。
育てる子供が「シロエ」でなくても、両親は同じに「愛した」ろうか。
(…そうじゃなかった、なんていうことは…)
それこそ無いよ、と薄れてしまった記憶の中の両親を思う。
あの優しさが演技だったとは、とても思えない。
そして「本物だった」としたなら、両親は「違う子供」でも愛するだろう。
「シロエ」ではない子供でも。
まるで違った顔立ちの子で、性格も、性別も違ったとしても。
(……パパとママなら……)
きっとそうだ、と悔しくなる。
今も会いたくて堪らない二人は、他の子供の「両親」でもある。
どんな子供かも知らないけれども、その子は、きっと「何処かにいる」。
「シロエ」と違って、両親のことなど忘れてしまって、普通に暮らしていることだろう。
マザー・システムの言いなりになって、大人しい羊になってしまって。
(…そんなの、酷い…)
パパとママを忘れてしまうなんて、と悲しくて、辛い。
あんなに優しい人たちのことを、どうして忘れられるのだろう。
何もかも忘れ去ってしまって、平気で生きてゆくことが出来るのだろう。
両親は「愛してくれた」のに。
それが両親の「仕事」だとはいえ、愛も、優しさも、本物なのに。
(…相性の悪い子供だった、って言うのなら…)
まだ分かるけど、と唇を噛む。
人間には「相性」というものがあるから、「合わない」場合は、どうしようもない。
子供同士でも、それで喧嘩になったりもする。
(…養父母のことは、此処では学ばないから…)
知らないけれども、子供と相性が悪かった時は、養父母を替えたりもするのだろうか。
(養父母と、衝突してばかりだと…)
健全な精神を持った子供は育たないだろうし、そういう時には「替える」かもしれない。
相性の良さそうな夫婦を探して、「途中から」の育児になったとしても。
(子供を育て終わった親なら、手が空いてるし…)
前にも子供を育てているから、途中からでも「上手くやる」だろう。
もしも、そういうことが「ある」なら、「取り替える」まではいかなくとも…。
(…両親と、あまり合わない、って子も…)
この世界には「いる」のだろうか。
「シロエ」の両親のように優しい親でも、「何処となく」肌が合わない子供。
さほど親には関心が無くて、成人検査で引き離された後は、思い出しさえしないような子。
「親を愛していなかった」ならば、そうなるだろう。
懐かしいとも、「また会いたい」とも、思う理由が「無い」のだから。
(…パパとママが、ぼくより前に育てた子供の中にも…)
そういう子供がいたのだろうか。
それとも、「愛されて、愛して」育ったけれども、成人検査で「忘れた」ろうか。
Eー1077にいる候補生たちが、誰もが「そうである」ように。
二度と戻れない過去のことなど、気にもしないで暮らしているように。
(…どっちなのかは、今のぼくには分かりもしないし…)
分かったところで、得なことなど何も無いけれど、一つの「可能性」を見付けた。
「そうなっていたら」、今の暮らしが「楽になる」もの。
膝を抱えて嘆く代わりに、毎日、楽しく生きてゆけそうな道。
「ぼくは自由だ」と歓声を上げて、未来だけを見て、過去など捨ててしまえる人生。
「シロエ」はそうはならなかったけれど、「そうなる」可能性なら「あった」。
(…パパとママのことを、愛さなかったら…)
大好きになっていなかったならば、「シロエ」の「今」は楽だったろう。
もう「両親」は「いない」のだから、彼らのことなど「二度と考えなくてもいい」。
システムもそれを推奨していて、「思い出しなさい」とは、けして言わない。
そういう場合は、成人検査は、まさしく「未来への扉」。
まるで好きではない両親がいた家を離れて、希望に満ちた社会に向けて旅立ってゆける。
何処のステーションに行ったとしたって、もう両親は「いない」から。
うるさく小言を言われもしなくて、生活に口を出されもしない。
それほど自由なことがあるだろうか、「もう両親はいない」だなんて。
「二度と会わずに生きてゆける」上に、「忘れてしまってかまわない」なんて。
(……最高だよね……)
ホントに最高、と「その可能性」について考えてみる。
両親に関心が無かったならば、どれほど素敵だっただろうか、と。
記憶が薄れてしまったところで、嘆き悲しむ必要は無い。
むしろ「思い出せない」くらいに、綺麗に忘れ去ってもいい。
両親のことなど「どうでもいい」し、「まるで好きではなかった」のだから。
(…そうなっていたら…)
楽だったろうし、今だって、こうして嘆いてはいない。
この時間まで起きているなら、きっと勉強しているのだろう。
「なんとしてでも、メンバーズになってやるんだから」と、懸命に。
他の候補生たちが寝ている間に、寝る間も惜しんで、自分の能力に磨きをかける。
より良い成績を出して、皆より百歩も、二百歩も先を行くように。
「睡眠時間を削った」分も、「深く眠る」ことで取り戻す。
でないと訓練についてゆけずに、成績を落とすことになるから、体調管理も抜かりなく。
(絵に描いたような、立派な候補生ってヤツだよね…)
それにシステムにも逆らわないから、マザー・イライザの覚えだって「いい」。
その時が来たら、メンバーズに相応しい人材として、推薦もしてくれるだろう。
「シロエなら、間違いありません」と、太鼓判を押して、出世コースに送り出してくれる。
間違いなく、そうなる道なのだろうし、とても楽ではあるのだけれど…。
(…パパとママが嫌いで、早く離れてしまいたい、なんて…)
日々、思いながら生きることなど、絶対に「したくなかった」と思う。
後に苦しむことになろうと、愛して生きていたかった。
実際、「シロエ」が「そうした」ように。
今も会いたくて堪らないほど、両親が大好きだった子供時代は、大切な宝物なのだから…。
愛さなかったら・了
※子供の行動が怪しいから、と通報するような親がいるのが、SD体制の時代ですけど。
親の愛情がその程度だったら、子供の方はどうなんだ、と思った所から生まれたお話です。
PR
COMMENT